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2016年5月2日月曜日

自作ルアー

長くなってきたので分割。

ここらで終了かな。
と思ったんだけどまだ後の方にも続きを書いてしまった。
何かしてるんなら書いておかないと備忘にもならんし。

<< 前の分はこちら >>


最初は木材削りのルアー作りのリハビリだったが、途中脱線で使った事のない新しい素材や簡
易キャストでの作りを始めてしまい、最終的な物の仕上がりはこちらが
先になってしまった。
木材を削ろうがキャストで何か作ろうが、仕上げの工程はどちらも変わらないやり方なので、とり
あえずこれでリハビリでやるはずだった各工程は一通り完了。
懸念していたアルミ貼りとか塗装とかでは案の定難儀したが、元々の低レベル位には勘も戻っ
たかも。
昔と同じ失敗を繰り返している感じではあるが。

最初に始めた時の削っただけの木製ブランクが大量に残ってたりするが、一通り工程をこなした
のでルアー作りの備忘もこのあたりで終了しましょうか。
今後は残った物のこなしや試行錯誤は、出来上がったところで結果だけまとめて書いて、たまに
上げれば良さそうだし。
セルロースセメント+バルサなんて一般的な物もやってないし、エポキシでのコーティングとかも
やってないしなぁ。

とりあえず今回新しくやってみたものを簡単にまとめてクローズにしましょ。


【 手軽なUVレジンキャストルアーの作り方まとめ 】

色々試してみて方向が定まってきたのでまとめ。

1.マスターピースの作成。

木とかプラとか粘土とかを適当に盛ったり削ったりして気に入った元の型を作る。
合わせ型で、UVレジンは粘度はあるけどある程度流れてしまうような材料なので、作る物は薄
め小さめの物の方が良さそう。
スピナーボディやスピナベヘッド、ジグスピナー、メタルジグとかの系統の。
材料の値段があまり安くないので、レジンで作るなら透明素材が生かせるようなものの方が良さそ
う。




 
2.おゆまるで型取り。

マスターピースをおゆまるで適当に型取りする。




 
3.中身作り。

ワイヤーフレームにウエイトを入れて中身を作る。

4.UVレジンでキャスト。

中身を入れてUVレジンを入れた型で挟んでキャスト。
透明な素材要素が必要なければ、割高だからUVレジンじゃなく無発泡ウレタンのキャストなどで
も良し。
今回、上から箔を乗せる様な物は無発泡ウレタンでも作ったりもした。




 
5.ブランクの仕上げ。

できあがったブランクの、バリ、パーティングライン、厚漬け等を切ったり削ったり均したりして、ベ
ースのルアーブランクの出来上がり。



これ以降は通常のルアーの仕上げ方法と同じで、箔貼ったり色塗ったり目玉を付けたりして、色
止めや上掛けのコーティングをして出来上がり。

一度型を作ると、その後は切ったり削ったりの作業があまりなく、同じ形で安定した物が作り易い。






 

【 手軽な粘土やプラのキャストルアーの作り方 】

色々試してみて方向が定まってきたのでまとめ。

1.マスターピースの作成。

木とかプラとか粘土とかを適当に盛ったり削ったりして気に入った元の型を作る。




 
2.おゆまるで型取り。

マスターピースをおゆまるで適当に型取りする。




 
3.粘土でキャスト。

ワイヤーフレームやウエイトを中央に入れて、軽量粘土、紙粘土、木粉粘土等の粘土をおゆま
るの型でキャストする。
縮みの具合とか素材の比重とか、後工程を考えて適当にコントロール。
キャストの厚みなども適宜考える。




 
4.キャストした粘土の固定。

十分乾燥してから、縮みや均し、削りで適度な大きさになった物を、それ以上変形しない様にラッ
カーやウレタン漬けなどで縮み止めして固定。

後の5.を行わず、木粉粘土、通常紙粘土で普通にコーティングして使うものはこれでベースブラ
ンク完了。
どぶ着けのコーティングを使えると思うレベルまで繰り返してブランク完成。




 
5.無発泡ウレタンでのキャスト。

4.の中身を入れて、二液の造形用無発泡ウレタンを使用してキャスト。
種類は良く知らんが、ガレージキャスト用などのA剤とB剤を等量に混ぜて使える物が楽だと思う。
ウレタンの厚みは適宜コントロール。




 
6.無発泡ウレタンブランクの仕上げ。

前の5.を行ってできあがったブランクの、バリ、パーティングライン、厚漬け等を切ったり削った
り均したりして、ベースのルアーブランクの出来上がり。


これ以降は通常のルアーの仕上げ方法と同じで、4.や6.で出来上がったブランクに箔貼った
り色塗ったり目玉を付けたりして、色止めや上掛けのコーティングをして出来上がり。

一度型を作ると、その後は切ったり削ったりの作業があまりなく、同じ形で安定した物が作り易い。
木材を削って安定して同じ形の物を作るのが苦手な人にお勧めかも。




 
【 実釣 2016/5/4 】

作ったミノーを管理釣り場で使って釣ってみた。

木粉粘土のファットなミノーのフローティング、シンキング、薄手で中身が木粉粘土や軽量紙粘
土で外側を無発泡ウレタンでキャストしたフローティング、シンキングなどを使ってみました。
傾向としては大きく派手なウォブル、ロールは反応薄く、小さ目なウォブルやウォブル+ロール
の物に反応が良い感じだった。
そして棚的には食ってた時間は2m以上の深さが多くシンキングが有利。
でも夕方には1m未満の深度のフローティングでも食ってきたので、これは時間帯での棚の違い
かも。 

ボリューム差が大きいのかもしれないが、ファットな木粉粘土系より無発泡ウレタンキャストの薄
手の方が反応が良くて、その中でも銀箔貼りが一番釣れた。
こいつはシンキングで小さ目なウォブル+ロールで条件も良かったんですが、動き的にはあまり
スローで引いても良い動きでもなく、クリアじゃない他の池で浅目で使っても反応が良かったので、
これは銀箔の方が効いてたのかもしれない。
クランクで釣ってる人も居たので、派手なウォブルのミノーなんかも深度が稼げて使い方次第で
は釣れたのかもでしたが。




 
やはりミノーは魚食性の高い魚に効いて、おかげで岩魚系が良く釣れた。

つか、ブラウンとかブルックとか初めて釣ったわw。
もう少しルアーを咥えた写真を撮っておきたかったが、それなりに人が多い釣り場でだと恥ずか
しかったので上の一枚くらいしかないや。

長くなったので分割。

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