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2016年12月11日日曜日

SR125 キーシリンダー修理

前日の続きでSR125のキーシリンダーを修理。

キーシリンダーを外そうとしたら、片側は六角だけど片側はセキュリティーボルトで簡単に外れな
いタイプだった。
今時はそんなもんか。
どうも半円球のボルトの頭に突起があって、それで締めこんで突起をねじ切ると半円球のボルト頭
になって工具がかけられないボルトになる物の様子。
セキュアだとは思うんだが、嗚呼、面倒くさいw。
割と簡単に修理できるかなと思ってたのに。

でもまぁ鏨回しで無事外れた。
標準でキーシリンダー交換は、ここをドリルで揉むかポンチか鏨で外すのかな。





 
次に面倒なのがシリンダーとスイッチ部。

カシメかはめ込みかなと思ったら、ABSにPOMのはめ込みではめ込み箇所が多く、返しの部分
数か所を精密ドライバーやピックツールでニチニチやってなんとか外れた。
これでかなり時間がかかった。
接点部は案の定、メイン通電の接点部の表面が欠けて?抉れた風になって接触しなくなってた。




 
とりあえず全部の接点をリューターで磨き、下地の銅部分を出す。

欠けた接点部には半田盛り。
盛上げた半田を再度リューターで削って均し、他の接点と高さを揃える。
薄くグリスを塗ってスイッチを組み直し、シリンダーとも組み直し。
これで付け直して修理完了。
スイッチの半田盛り修理も30年ぶり位にやったかな。
この方が銅と銅の接点より持つ気がするんだが。