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2012年5月4日金曜日

アメリカナマズ釣り

霞ヶ浦に行ってきました。

本当は3日に行こうかと思ってたが、大雨で荒れて4日に振り替え。
川は増水で濁りも酷そうだったが、釣りには問題なかった。
天気は回復しきらず、曇天に時々小雨が混じって暑くもなく寒くもなく。
本湖はなんか悪くない雰囲気。
となれば、駄目もとでもバスも試したくなる。
やはりまったくの無反応でしたけどねw。
風景的には悪く無さそうなんですけど。






 
バスは早々に切り上げ、本命のアメナマ狙い。

ちゃんと予習もして仕掛けも色々考え、準備も万端。
体型的に尾が発達してて、ナマズにしては遊泳力もありそう。
たぶん南米のナマズなどと同じで、固めの底や流れが好きで濁りにも強かろう。
口は下向きで肉食、でも死食性が強いスカベンジャーのようで動物性の死餌が良いらしい。
鯉などと同じで口は下向きだから底餌が主だけど、宙層でも水面でも食ってくる事も多いみたい。

餌は豚レバー、剥き身海老、塩辛、鯖の切り身にキャット(熱帯魚餌)粉末、おろし大蒜を混ぜ合
わせた強烈な匂いの物。
タックルは富士オフセットグリップのジャクソンのケイロン+4600C3+ナイロン5号、ハリスも5号を
2本出ししたぶっこみのキャロ。
もう1本はスピニングで、Abyの6.6の2ピース+リーガル2500+PE30lbの籠常。
籠常は即興で思いつき、サビキ仕掛けの錘付コマセ籠に餌を入れシンカーにして投げ、寄せ餌
で寄せて底を切り、飛距離もなかなか稼げるで割と良い狙いの仕掛けになった。




 
しかしラインがある程度太ければ食いが立っている時の仕掛けはどうでも良さそうだw。

今回はアメリカナマズが釣れた釣れた。
つか釣れ過ぎ。
パターンがはっきりしてまとめ釣りしたのもあるけど、それにしても午前中2時間で35匹。
10匹程度で飽きて、仕掛けをその場でアレンジしてみたり食いの良い餌の傾向を調べてみたり
した。
籠常はうねうね暴れると下の籠部分が魚に絡む事がある。

前鰭や背鰭にとげやギザギザがあり、ラインに絡みやすい。
PEラインのままでやったのが失敗。
この類の魚に体が触れる所には編み糸は使わない方が良いな。
ラインにべっとりと魚体のぬめりもついてしまうし。
このぬめりも確か忌避物質なんだっけか。
常の方がキャロより即あわせの釣りには良いんだが、食いが良ければ関係無い。
ジグヘッドもいけそうだと思ったんだが、無かったので棗錘とオフセットフックで直リグっぽい即
あわせ仕掛けも作ったりしてみた。



餌の傾向。

キャット粉末や塩辛汁で混ぜ合わさってはいるけれど、餌の好みの傾向ははっきりしてた。
どの餌でも釣れたが、反応の良さとしては鯖切り身>イカ塩辛>海老剥き身>豚レバー。
特に2本針キャロで片側に鯖を付けた場合、食いつくのは必ずそちら側で鯖が一番好きそう。
さらに餌の付け方としては、チョン掛けや縫い刺しよりも巻いた身を皮の外から縫って針先を出
す付け方が良さそうだった。
柔らかい身が表に出てると、小さいのが食いちぎる様に餌をとる。
キャロではバスフックじゃなく鯉スレを使ったが、そちらでも針先は少し出してあげた方がのり
は良かった。

口も皮も硬く、どうも針先が出てないと刺さりが悪く感じた。
それと置き竿をしてしまうと飲まれやすく、バーブレスでも飲まれると口を強く閉じるので外す
のが面倒。
バスフックの方が長くてちもとが口の外に出やすいので外すのは楽だった。
食いが立ってる場合、遊動仕掛けのキャロの置き竿で送って食わせるよりも、手持ちの常や直で
あたりに即あわせの方が確実で手返しも良かった。
キープするわけでもないのに手返しは考えんでも良いんだが、性分で手返し効率考えちゃうんだ
よな。