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2014年9月6日土曜日

ようやく一旦落ち着いたかもしれないMBのセッティング

7000回転前後のパーシャルのばらつきが治まらないMB。

その後、MJ#105に落としニードルはMBの物に交換 → すいれいさんに譲って貰ったSJ#40に
変更。
7000rpm前後のハンチングが悪化して、アクセルを開けた後にアクセル一定だとガクガク
し、その回転で走ってるとヒートしてプラグが真っ白。
MJを#115まで上げてヘッドをMBの物に交換。
7000rpm前後のハンチングやバックファイヤは相変わらず。
ニードルはクリップ上下の調整をちょこちょこ。
どうにも落ち着かず、特に7000rpm前後キープでプラグ真っ白の危ない状況まで出てきた。

結論としては、7000rpm前後のばらつきはシリンダーのタイミングとチャンバーの性格みたいで、
キャブの調整では消しきれないのかもしれない雰囲気。
で、どうするか。
チャンバーをノーマルにして具合をみてみようかと思ったが、せっかく買ったチャンバーをノーマル
に戻すのも勿体ない。

次案としては、薄々感じてた圧縮下げの実行。
先日の下妻でマロッシのボアアップ車に乗せていただいたが、うちのはやはりエンジンにパンチ
はあるが荒々しくて、下からトルクがあって押し出しは強いけど回転の上りが重い。
セッティングでレッドまで回る様にはなったけど、上の回転の詰りも大き目。
前のボアアップキットの時より、爆発の破裂音やバックファイヤの音も大き目。
オーバーヒートもバラツキの不正燃焼で直ぐになりがちだった。
音に関してはノーマルの防振防音ゴムがシリンダーに上手く収まらず、フィン鳴りが多くてそれも
音が大き目に感じさせたりもしてたみたい。
圧縮が少し高め。
これが燃調が合わないところや燃焼が合わないところを悪化させてたのではないかと。

とりあえずヘッドのガスケットを2枚に交換して試走。
ビンゴ。
下の回転の トルクは薄れたが、回転が一気に軽くなった。
そうだよな、ニカジルの1本リングなんだから軽い感じで回って不思議じゃない。
破裂音が強かった音もかなり大人しくなった。
これで試走をしてみたが、下も上もまだ結構濃い目。
しかし7000rpm付近のばらつきも大人しくなって、だいぶ怖い感じが減った。
その位で走ってもヒートし過ぎにもならず。

ヘッドガスケット2枚より、ベースガスケット増しで圧縮を落とすようにしてキャブももう少し薄くした
方が良さそうだけど、とりあえずこれで一段落にしようかな。
冬場がこの位でどんなもんになるか。




他にオフ2台の2stも少し動かした。

MBに比べて水冷80㏄のCRM80の大人しい事w。
ジェントルに下から上まで綺麗に回って変なばらつきもなく軽い吹けで静か。
素直だし乗りやすいし。
でも、乗り比べるとMBも悪くないレベルでそこそこパワーが出てそう。

逆に排気量もあってダイレクトなTLMは、多少はやんちゃになってるMBよりかなり荒々しい。
エンジンの振動などもダイレクトに響いてくるし、低回転寄りの下の太いトルク、低回転のレスポ
ンス、排気の力強さもかなりのもの。
下だけだから回してもちっとも速くはないがw。