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2014年10月13日月曜日

la Bimota

Inizio

血迷ってビモった。

状況を表すに簡潔的確な言い回しであります。



 
YB9SRってのです。
小さい4発に乗りたいな、250㏄4発のあの精密感がいい。
最初はそんな事を言ってました。
でも、CBR250RRとかHornet250とか程度が良い物はお値段も良い。
少し安めだと走行距離が多かったり。
それなら250㏄に拘りがあるわけでもないしホンダじゃなきゃ嫌なわけでもないしと、他メーカー
車や重過ぎなければ4発の400レプリカや古めの600等もと枠を広げていったら、そんなレンジで
こんな珍しい物に行きつくハメに。

珍しいというか、ネットで車種を検索しても情報は少ないし、同色の車種の画像を探しても殆ど出
てこないレベル…。
動機が半端、色が変、オッサン似合わない、前傾きついよ、部品無い、壊れると高いよ、エンジ
ンヤマハって言ってもかなり古い、ヤマハ部分の部品だって古いから高い、そもそも前傾バイク
苦手だろ等、脳内で色々なご意見が先に聞こえてきたりもしましたが、勢いついて気に入ったん
だからしゃあんめぇw。
若い頃に見た、ちんちくりんのおっさんがヨチヨチと似合わない単車に乗る姿。
そんな姿に自分もなるんだなぁ、と思ったりもしたがw。




 
どうも人気も希少性も独自性も薄い車種で、さらにそれの不人気色みたい。
確かにデザインも独特さが薄く、カウルからタンクへのパイプがFZRかZXRの車体色を塗り直し
た風にも見える。
変な色にw。
一度Bimotaが潰れた時の扱い販社の広告で、新車が値引きされて延々掲載されてたけど、なか
なか在庫が捌けなかった。
あのグループの一角なんだろうな。
新車販売当時だと確かそんなのがあったなって記憶しか残ってなくて、車種のイメージはまったく
なかったんだけど。
ライトもFZR系を転用してるから更に顔つきにも特徴が薄いかな。
でも気に入っちゃったんだわな。
とりあえず人間の慣らしをしつつ走りましょか。





  
軽く走らせてみた。

ハンドルが遠くてステップが後ろなんだが、腹は無事つかえないで済んでるw。
ケツの痛さも思った程でも無かった。
50㎞、1時間でもう駄目なレベルかと思ってたんだけど、だいぶマシにいける感じ。
薄くて小さいシートのトラ車とか細いオフ車のシートに比べれば、少しスポンジが入ってて幅のあ
るシートだから楽なもんだわな。
前傾のきついバイクで山道を開けて走るのって怖くて駄目なんだが、ヨチヨチでもそれなりに気
持ちよく走れる。
何の為にそんなバイク買ってるんだって言われるかもしれないけど、まぁへたれが雰囲気を楽し
む感じでw。
古い600㏄でパワーもそれほどなく、ここ10数年のSSより優れてる様なところも今更ないでしょう
し、雰囲気乗りでも良いんじゃないですか、といいわけw。

逆に珍しさはあるけれど、盆栽にする希少性もなく見せびらかしする華やかさもなくで、しまい込
まないでチョコマカと乗ったり実用的に走らせたりはしそう。
特に支障なく動けばだがなw。
うちの単車、そんなんばっかりと言われたりするけど。
見かけたら直ぐお前だって判るって。
最近は下手するとMBもそうだな。
MBの集会以外で、ここ10年位で道路で見かけた事は1回位しか記憶が無いし。
昔は沢山走ってたのにねぇ。



 
で、300㎞弱、富士山をぐるっと回って走ってみたんだが・・・・。
久しぶりにハンドルの遠いきつい前傾でこの距離はきついわ。
ケツは痛くはならなかったけど、首肩手首股関節がこったり痛くなったり。
まだ乗れるうちに前傾の車種になんて思ってたが、もうかなりきついじゃないか。
ハンドルが遠いのが効いてる。
今時の前傾みたいにハンドルが手前ならもう少し楽なのに。
慣れもあるけど、少し使わない筋肉もなんとかせにゃかな。