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2015年1月12日月曜日

YB9SR 点検

軽く点検してみた。

がっちり甲羅を被ってて、中身がろくに見えない蟹状態のYB9SR。
部品の配置がどうなってるかとか弄る時にはどんな感じかとか、裸にして中も見てみないと始ま
らない。
フロントはワンピースのカウルで腹側を割って前に抜き出すタイプ。
でまた、これが腹側を割っても大きく隙間ができない。
フロントタイヤの幅分も。
って事で、リアスタンドだけでフロントカウルは抜けそうもない。

買う前からカウル外しの仕方はある程度判ってて、こりゃ前を吊って前輪も外して前にカウルを
抜かないと駄目かなと見当はついていた。
ただリアスタンドがリアアクスル貫通で保持するタイプじゃなくて、スイングアーム下側を持ち上げる
タイプ。
前を吊っても安定性がやばい。
他のバイクを弄る時にも前輪外しなどではフロント吊りをやっていたんだが、センタースタンドが
ある物や腹下にスタンドをかませて吊れる物より、YB9はさらに吊る重量がだいぶ大きい。

今までは、車庫の屋根の鉄骨にウインチをかけて吊れば不足は無かったけれど、リアのメンテス
タンドで立たせてる物のフロントを吊り上げるんじゃ、それも心許ない感じだ。
センタースタンドがある物でも車体が重いと鉄骨がギシギシいってたりしたし。
足場管を買ってきて、フロント吊上げスタンドを作って吊る事にした。
納車前に足場管を買ってきて、ある程度準備済だったんだがw。
近所のホムセンでは足になる部分の良い物が無く、だいぶ後になってからT字の継手を買ってきて
やっと吊りスタンドが完成。

で、吊って前輪外してカウルを前に抜く。
カウル開口部をフロントフォーク下に通して前へと。
凄いなぁ、馬鹿だなぁ、イタリアだなぁw。
オイルや冷却水を点検するとか、オイル交換するとかプラグを見るとか、そんな事をしたければ必
ず前を吊ってカウルを外せってかw。
カウルを分割するとか、デザイン優先で分割の見栄えが嫌なら、せめてパッと見えない最下部だ
け分割出来る様にすれば、メンテスタンドだけで前輪は外さないで済みそうなものなのに。
市販車じゃMHRの初期のカウルなんかも非分割の一体型だったっけ?。
あれは下側が割れてて前輪は外さないでも良かったんだっけか?。

まぁ昔のレプリカだって、フレームの中に色々ぎっちり詰まってて、キャブが見える所までが一苦
労とかリアシリンダーから後ろに向いてるエキパイ外しは知恵の輪とか、色々あったと思うので、
その前段階が少し面倒でもそれほど違わんか。
いや違うわw。
F650STなんかでも、オイルは兎も角、ラジエーターキャップでクーラントを見ようとしたらカウル外
しがスクーターなみに面倒。
イタリアなんだな、やっぱりw。
あ、初期のF650シリーズなんでアプリリア組立車両なんです。
パーツも、べリアだのラフランコーニだのビダローニだのイタリア部品を色々使ってて。
設計はドイツなのかもしれんが。

少しこの状態で色々見てみたいので、ネイキッド状態でカウルステーに補助ステーを追加して、
そこにウインカーとミラーを別付けにして走れるようにした。
いやー、ミラーがまともに見られるようになってハンドル切ってもミラーもカウルも邪魔にならず、
風が直接当たってスピード感も判りやすいやで、カウル無しの走り易い事w。
ただカウル無しだとスピード感が薄くて速さ感をあまり感じず、低速だと600㏄四発程度だっての
を強く感じる。
この状態で暫くもっと点検してみましょう。