Translate

2015年4月5日日曜日

刃物研ぎ

細かい木工の細工もしなくなって久しい。

削り道具の切り出しなども適当にしまったまま。
これがいけなかった。
他の工具を引っ張り出すのに刃物を入れてある缶なども見てみた。
場所が湿気が多い場所だったので、剥き身の切り出しなどが錆々。
油をくれてビニールのケースに入れておいた物は大丈夫だったが、缶のペン立てに入れたまま
みたいな物は駄目。
柄無し鞘無しの切り出しと彫刻刀が酷かった。
精密ヤスリなどもかなり錆びてた。




 
忍びないので綺麗にして刃を研いで仕舞うことにした。
刃物研ぎも久しぶり。
研ぎは適当に不足が無い程度に切れる様になればいい。
むらが無い程度に研いでかえりが出るのを整えて、試しで木を削ってみてあまり力を入れずに
削れれば良し。
そんな程度でも小刀の元の善し悪しでの差が出てしまうが。
上手い人が研げば、安い切り出しなんかでも最初のうちの切れは良かったりするんだよな。

時間もなくて研ぎはまた後日。


4/6 研いでみた。


うわー、駄目だ。
錆び落とししてちょっと研いでみたけど、まともに刃が付けられない。
なんか触った感じで刃のつきが良く判らんし。
指先に少し痺れが出ちゃってるのも悪いのか。



試し削りで4㎝位のファルカタを削ってみたけど、真ん中の両刃以外はまともに削れず。
カッターでも少し使った刃だと削り難い木だけど、切れの良い切り出しだと削れるんだよね。
バルサよりは少し硬くて桐より繊維がしつこくて余計に切れるけど、柔らかさが半端で繊維の断
ち切れる刃じゃないと駄目、みたいな木。
こりゃ切れないのは研ぎ直しだな。

試し削りでは小さいクランクみたいな形を真ん中の両刃で削ってみたけど、削りの方は久しぶりに
してはまぁまぁか。
小さい柔らかい木材を、ペーパーがけしないでこの位の形まで削れればまぁ自分としては上等か
と。
こちらの方がさっぱりになってるかと心配してた。
まぁな、どうやるんだか手が忘れちゃってたりもしたがw。