Translate

2015年6月27日土曜日

アルコールストーブでラーメン

アルコールストーブで、もう少し実用の試し焚き。

ステンカップで500ml弱までのお湯を沸かせられるので、お茶を淹れたりカップラーメンを作る位
ならば実用性はグルーブストーブとのセットで十分そう。
もう少し大きい鍋でもう少し燃焼時間が長く、袋ラーメンが作り易い位の実用のパターンも試して
みた。

ストーブ単体で燃やすのではなく、コンポーネントのクッカーみたいな形で。
ステンの流しの水切りが良い感じで、これの中にフルサイズの160ml缶が丁度収まる。
そして、中の缶を燃え過ぎない程度の猫缶タイプにすると、水切りの中で熱がこもっても暴走しず
らい。
上に鍋類を乗せても排気の隙間が少なく抜けが悪く、水切り籠の空気口もチョーク気味でエアの
供給が少ないようで、そのレベルでバランスするとなかなか悪くなさそうな燃え方をしてくれた。

炎が大きくならず不完全燃焼でもなく、炎が漏れなくてロスが少なく、加圧される燃え方でもなくて
燃費も悪くなさそう。
ガラは大きくなるし持ち運びがし易い大きさではなくなるが、大きな鍋を乗せても安定は良いし、
なにより水切りのステンも焼け色が綺麗w。
そんなに頑張って実用性を追求するわけじゃないので、こんな所で好き嫌いでも良さそう。

水切り籠は上部にガチャ玉とステン棒で五徳を作る。
この形でステンカップが丁度上部に収まって、ガチャ玉で浮いた分少し隙間ができる。



 
中のストーブは、肉厚なアルミのORANGINAの160ml缶の猫缶タイプ。

これの単独の上にカップなどを乗せて無風だと、エア不足で穴からあまり炎が出ない。
水切り籠とのセットで丁度良くなる感じ。


 
ストーブに燃料は80㏄近く入れられ、着火する場合は全体が温まる様にストーブの外にも少しア
ルコールを降りかけて加熱を促進。

水切り籠の中に入れて籠とセットで全体が加熱され、エアの供給も少なめで、カップを乗せると
写真位の感じで籠との隙間からかろうじて炎が上がる程度で、カップ底に効率よく火があたる。


 
今回はこのセットで袋ラーメンを作ってみる。

塩ラーメンに卵を入れてかき玉になるまで。
やや風があるが、空気穴の小さい水切り籠は風が入り難く良い風防になってる。
燃料は40㏄、水500㏄で開始。
約8分ほどで湯が沸きラーメン投入。
蓋をしてそのまままた少し煮て、10分ほどで麺を解し、12分程でスープを投入して卵を入れ加熱
して、14分ほどで火が消えて完成。
燃料はぴったりの量だった。

で、下の方のグルーブストーブでの湯沸しを見てみたら、燃焼時間や燃料の食いがあまり違わ
ないw。
もう少し燃費が良さそうな印象だったんだが。
まぁ風の影響に多少違いがあって、こちらの方が燃費は悪くなりそうな条件ではあったが。
でも火力がある分、鍋の安定性は除いてグルーブストーブの方が楽に作れるかも。


 
このキットは、やはり火力はあまり強くなく、ラーメンや卵などを投入した後の温度低下から再沸
騰までに少し時間が掛かる。

しかし風の影響を受けにくく、袋ラーメンが15分弱でできれば上等かな。
風が強くても風防が効いて燃料が倍ほどには必要にならなさそうだし。
燃料を80㏄位入れれば、多少風が強い条件でも連続燃焼で30分位いけそうだし、ニンジンやジ
ャガイモが大きくなくて煮込みに時間が掛からないカレー位なら作れそうかも。

それにしても燃費。
効率悪いです。
アルコール燃料は普通にホームセンターで買うと500mlで300円位。
ネットでまとめ買いで200円少し。
ちょっとお湯を沸かすのに20㏄の燃料を使うとして、高い方だと12円とか。

いやー、ここの所、馬鹿みたいな計算してたわw。
気が付かないで長くそのままにしっぱなしで、さらにそれを変に覚えてて口に出して言ってしまっ
てたりした。
恥ずかしいわぁw。
やっぱりちゃんと推敲とかしないと駄目ですね。
他の所も見直そう。